十三非常階段
●トランスフォーマー スタジオシリーズ  SS-10 ロックダウン
LOCKDOWN SS-10 TRANSFORMERS STUDIO SERIES 862 b

トランスフォーマー実写映画三部作
完結し、心機一転の第四作目
トランスフォーマー ロストエイジ
では、
TF達のデザインの変更や
人間の主人公の交代等、
多くの面に新たな要素を取り入れていた。

更にG1トランスフォーマーだけではなく、
実写映画以降に製作された新作アニメの
トランスフォーマー アニメイテッド』から
キャラクターや設定を導入した事に
驚きを禁じ得なかった。

ロストエイジ最強の敵・ロックダウンは、
TFアニメテッド由来の代表格である。



ロックダウン SS-10 トランスフォーマー Face 842
  ◆ 名前 : ロックダウン

  ◆グループ: ディセプティコン

  ◆ 役割 : 賞金稼ぎ

  ◆ 変形 : ランボルギーニ
         アヴェンタドール LP-700-4 クーペ

  ◆シリーズ: トランスフォーマー スタジオシリーズ

  ◆ 発売日: 2018年7月21日

  ◆ 価格 : 2800円



SS-10 LOCKDOWN Transformers Studio Series Package Box

パッケージ




SS LOCKDOWN Aventador LP-700-4 Coupe 981

ビークルモード

2010年代に於けるランボルギーニ
フラッグシップカーのアヴェンタドールは、
700馬力を発生させるV型12気筒エンジン、
カーボンファイバー製で軽量化されたボディにより、
0~100km/hまでの加速は僅か2.9秒、
最高速度は350km/hを誇る。

前モデルのムルシエラゴ
上回る性能を有しながらも、
CO2の排出量は20%削減されている。



SS LOCKDOWN Aventador LP-700-4 Coupe 005

リア

攻撃的なフォルムのアヴェンタドール
デザインを優れた造形で再現しており、
変形ロボット・トイとしては非常にリアル。

カーモードのボディは全面塗装が施され、
更に各部ウィンドーはクリアパーツを採用し、
窓以外の部分は塗装処理されている。



SS LOCKDOWN Lamborghini Aventador Coupe 013

サイド

五角形の穴が連なった様な特殊な形状の
アヴェンタドール純正ホイールも見事に造形化。

車体の薄さや車高の低さを忠実に
再現しながらも、車体底面が床面に
付く事無く転がし走行が可能。




TF ロックダウン アヴェンタドール LP-700-4 037

フロントガラス等のウィンドーやルーフ部だけではなく、
ヘッドライト部のリアルさを優先して車体フロントの
両側部分はクリアパーツを使用し、ライト以外を
ガンメタルで塗装しているという拘りの仕様。

コスト削減の傾向が強い昨今のTFトイにあって、
2000年の『トランスフォーマー カーロボット』の様な
クリアパーツ&塗装の手法

取り入れている所は素晴らしい。




トランスフォーム!
SS-10 LOCKDOWN TF Studio Series Transform




ロックダウン SS-10 トランスフォーマー スタジオシリーズ 811

ロボットモード

ロックダウンはフリーのバウンティハンター
という特殊なキャラクターの為、
ディセプティコンながらも
クリーチャータイプではなく
正統派なヒューマン体型。

凶悪なデザインが主流の
ムービー版ディセプティコン
とは明らかに異なり、
特別な存在として差別化されている。



ロックダウン SS-10 トランスフォーマー スタジオシリーズ 820

リア

映画のCGの様に各パーツが
縮小したり消えたりしないので、
カーモードのボンネットからフロントガラス、
ルーフ、リアウィンドーを
全て背負うスタイルとなっている。

しかし各部を繋ぐヒンジを折り畳む事で
纏まりが良く、ポーズ付けの妨げにも
ならないので巧い処理と言える。




SSロックダウン TF 856

首と肩、肘、股関節にボールジョイントを使用、
首の基部は前後に動く可動軸も備える。

上腕、腰、大腿部にロール、
膝と足首、踵は可動軸により動かせるので
ポージングの幅は広い。




LOCKDOWN SS-10 TF STUDIO SERIES 900

TFスタジオシリーズの造形のリアルさは、
従来のムービーシリーズより大幅に向上している。

頭部やボディだけにとどまらず、
変形機構が組み込まれた腕部や脚部にも
映画設定のモールドが再現されている。

ロックダウンのパワフルなキャラクター性が
トイの造形にも表れている事は、
大いに評価出来る。





SSロックダウン 変形補足 1

SSロックダウンには説明書に載っていない
変形工程が三箇所あり、トイの発売後、
各所のサイトで取り上げられていた。

一つは踵の後ろ側が開く可動だが、
これは可動部が露出しているので、
トイを変形させていれば誰もが気付くレベル。




SSロックダウン 変形補足 2

二つ目は胸部中央のパネルを引き出す可動。

ロボットモードのボディ正面はカーモードの
底面になる為、胸部を引っ込めて
フラットにする目的の可動部だ。

ロボット時に胸部を引き出すと、
胸板が厚いマッチョスタイルが
再現されるので格段に見映えが増す。



SSロックダウン 変形補足 3 972

胸部パネルは正面からでは引き出せないので、
背中のボディ内側から指で押して
動かす必要がある。

カーモードへの変形の際は、ボディ正面から
胸部を押してパネルを収納する。




SSロックダウン 変形補足 4

三つ目は上腕のスライド機構。

上腕を180°回転させる変形工程の際、
そのままだとタイヤが干渉して上手く回らない。

上腕にはボディ正面側(カーモードの底面側)に
スライドする可動が組み込まれており、
スライドさせた後に上腕を回転させると
タイヤは干渉しない設計になっている。



SSロックダウン 変形補足 5

上腕の回転後は、後ろ側に移動した腕部を
正面側にスライドさせて肩の位置に合わせる。

スライド機構は変形をスムーズに行う為に
追加されている可動部なのだが、
外観上、スライドするかは判別し難い為、
この箇所だけでも説明書に
載せるべきだったと言えよう。





LOCKDOWN SS-10 TRANSFORMERS STUDIO SERIES 859

『宇宙の賞金稼ぎで
狙った獲物は決して逃がさない。
遠距離からの狙撃を得意とする。

ランボルギーニ・アヴェンタドール
LP-700-4クーペに変形する。』





SS-10 LOCKDOWN Dagger 930

ダガー

一見すると、両刃の剣の様に見えるが、
二つのナイフを背中合わせにして
組み合わせている特殊なスタイルの武器である。

敵から奪った数多の武器を所有する
ロックダウンが作り出した事が
窺えるデザインだ。




SS LOCKDOWN Hook Weapon 917

フック

映画終盤のバトルで、オプティマスプライム
ボディに引っ掛けて薙ぎ倒したフックが付属。

二つのパーツで構成され、
フックの中央部分には可動軸が
備わっているので表情を付ける事が出来る




SSロックダウン カーモード 武器装備

付属武器のダガーフックは、
カーモードのドアにモールドされた
スリットに取り付けておく事が可能。

全塗装されたドア部のジョイントに
武器を装備すると塗装剥離しそうだが、
注意すれば問題ないだろう。



SSロックダウン アヴェンタドール 武装モード 059

カーモードのリアルさを追求しながら、
敢えてドア部にスリットを設けて
武器を装備出来る様にしているのは、
「子供」が遊ぶ事を前提としている為と思われる。

トランスフォーマー スタジオシリーズ』は、
日本では主にマニア向けの印象が強いが、
一応「対象年齢5歳以上」のトイシリーズである。



LOCKDOWN SS-10 TF STUDIO SERIES Dagger 952

スタジオシリーズ
ミサイル発射瞬間変形等の
特別なギミックは基本的に無い為、
武器装備の方法のバリエーションで
プレイバリューを高める手法が採られている。

遊びの幅が広がる様々なアイディアの
投入は大いに歓迎出来る。





SS LOCKDOWN Inner Box TF Studio Series 080

中台紙

SSロックダウンの内箱の台紙には、
ロックダウンが所有する宇宙船が選ばれている。

小型宇宙船を搭載した
巨大な宇宙船のデッキ部分は、
映画でも印象に残るシーンであった。




TF SSロックダウン 内箱 中台紙 164

フィギュアのディスプレイ台としても
使用出来る様に組み立てられているので、
トイと組み合わせると臨場感が出る。

宇宙船の背景が加わる事で、
宇宙のバウンティハンター』という
ロックダウンのキャラクター性がより引き立つ。






スタジオシリーズ ロックダウン 978

トランスフォーマー実写映画は、
当然ながら1984年からスタートした
アニメ作品を基にしている。

随所に散りばめられたシーンは、
最初のアニメ作品である
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や、
1986年に公開されたアニメ映画の
トランスフォーマー ザ・ムービー』を
オマージュした物
が取り入れられている。



SSロックダウン TFスタジオシリーズ 133

2007年の実写映画第一作目トランスフォーマーから
トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』までの
前三部作では、いわゆるG1時代
TF作品を基にした物が多かった。

ファンサービスのシーンや台詞等は、
G1時代の作品からの引用が数多く見られた。




ロックダウン SS-10 トランスフォーマー 142

しかし実写映画第四作目に当たる
トランスフォーマー ロストエイジ』では一新され、
2007年(日本では2010年)から放送が開始された
トランスフォーマー アニメイテッド』が
由来の物を取り入れるという、
予想外のモチーフの導入に驚かされた。



SS LOCKDOWN TF Studio Series 106

TFロストエイジに於ける最大の悪役キャラである
ロックダウンは、その最たる例であり、
メガトロンガルバトロンよりも存在感が大きい
強敵として描かれた事は意外であった。

ロックダウンは『トランスフォーマー アニメイテッド』で
初登場したキャラクターであり、
バウンティハンターという特殊な立場も
実写映画に受け継がれている。



TF SS-10 LOCKDOWN Dagger Blade 953

プロフェッショナルの賞金稼ぎである
ロックダウンは、オートボットにも
ディセプティコンにも属していない。

映画では『創造者』なる謎の存在に
雇われており、必要とあらば
地球の人間とも取引を行っている。

この様な面も、自身の利益の為に
オートボットセンチネルとも取引をしていた
アニメイテッド版ロックダウンと共通する。




LOCKDOWN SS-10 TF STUDIO SERIES 894

ロックダウンはスーパーカーを変形モードに
選んでいる事からも分かる様に、
バンブルビークロスヘアーズ等の
カーロボットTFと同程度か
一回り大きい位の身長と体躯である。

しかし戦闘技能はずば抜けて高く、
ロックダウンよりも大柄でパワーも段違いの
オプティマスプライムとも互角に渡り合う。



SSロックダウン TFスタジオシリーズ 150

ムービー・ロックダウン
アニメイテッド・ロックダウンとの
相違点は、この身長の大きさと言えるだろう。

アニメイテッドではディセプティコンは巨体
という設定を反映して、自動車から変形する
ロックダウンもロボットモードでは
トラックのオプティマスよりも巨体になる。



SS LOCKDOWN TF Studio Series 875

ムービー版ではメインの悪役という事もあり、
多少誇張して巨体に描かれている物の、
スーパーカーから変形するロックダウン
トラックのオプティマスプライムより小柄なのだ。

故に、大きな体格差を物ともせずに
オプティマスを圧倒する程の戦いを見せた
ロックダウンは、高い戦闘力が更に強調された。




SS LOCKDOWN Transformers Studio Series SS-10 912

TFアニメイテッド発のキャラクターが実写映画
どの様に描かれるのか期待が高まったが、
ロックダウンは予想以上の活躍で
驚きを与えてくれた。

そのムービー版ロックダウンの勇姿を
DXクラスというサイズながらも、
高いクオリティで再現した変形トイが
スタジオシリーズ・ロックダウンだ。

映画そのままの雰囲気を放つリアルな造形と
クリアパーツの使用や豊富な塗装箇所に加え、
適度な難易度の変形により遊び易く、
非常に完成度の高いトイに仕上がっている。








TF Movie LOCKDOWN 157

◆参考にならない比較◆





⇒ LA-09 ロックダウン






トランスフォーマー スタジオシリーズ
SS-10 ロックダウン



テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
胸の傷も再現する開発陣には本当に驚きました
ss中ではかなりお気に入りの玩具です アニメのリスペクトと言えばロックダウンとの決戦時
オプ「これは私の戦いだ」
ロックダウン「いいや 俺の戦いだ!」
という台詞はg1のアイアンハイドとストリークの会話を思い出しました(笑)
2019/11/29(金) 19:08:06 | URL | PTA | [ 編集 ]
>PTAさん
SSシリーズはリアルな造形が特徴の一つですが、
特にロックダウンの再現度の高さは素晴らしいですね。

各部の細かなモールドだけではなく、二の腕の内側に
タイヤが配置される変形も映画と同じにしている等、
よく研究して造られていると感心しました。
2019/12/01(日) 00:00:27 | URL | つくも | [ 編集 ]



URL

 
PASS
SECRET

Copyright @ TYPE=B All Right Reserved. Powered by FC2 Blog