十三非常階段
●トランスフォーマー2010  C-79 ブラー
ブラー G1 トランスフォーマー 2010 C-79 095

元祖早口ロボット・ブラーは、
その強烈な個性で見る者の脳裏に
焼き付く強い印象を残した。

1986年の『トランスフォーマー・ザ・ムービー』で初登場し、
続くTVシリーズにも準レギュラーの
キャラクターとして活躍を見せた。

映画で初登場した2010TF
アニメデザインを基にトイが製作されたが、
その中でもブラーは他の者に比べ
再現度が高いトイだった。



G1 ブラー トランスフォーマー2010 075

  ◆ 名前 : ブラー

  ◆グループ: サイバトロン 

  ◆ 役割 : 情報員

  ◆ 変形 : スーパーカー


  ◆シリーズ: トランスフォーマー2010

  ◆ 発売 : 1986年11月

  ◆ 価格 : 1500円





G1 Blurr Buller Package Box

パッケージ




G1 BLURR Future Car Cybertronic Hover Car 108

ビークルモード

スマートなラインを持つフューチャーカーに変形。
劇中ではタイヤが無く、
宙を滑る様に走るエアカーだった。

エアカーと言っても、現実に開発が進んでいる
圧縮空気で走る自動車では無く、
レトロフューチャーな映画やアニメに登場する
架空のタイヤが無い車の事だ。



G1 BLURR Future Car Cybertronic Air Car 111

リア

ステッカーのディティールから判断すると、
エンジンはリア部に設置してある様だ。

両サイドにはジェットノズルが備わり、
高速移動出来る事がデザインからも分かる。




G1 BLURR Future Car Transformers The Movie 119

ブラーのトイは車体底部に
四つの小さなタイヤが備えてあり、
転がし走行が可能。

このタイヤはロボットモードでは
膝と足首の関節に収納されるので目立たず、
スタイルの向上に役立っている。



トランスフォーマーザムービー G1ブラー C-79 フューチャーカー TF 107

トランスフォーマー ザ・ムービー』では
ジャンキオン達に襲われた際、
エクセルスーツを着用したダニエル
トランスフォームする様に促し、
自ら変形、走行して手本を見せた。

TVアニメ劇中では、ラジカセモードの
ブロードキャストを乗せて走った事がある。




トランスフォーム!×3
G1 BLURR buller transform




G1 ブラー 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 073

ロボットモード

未来的なスタイルを特徴とする
2010TFの中でも、ブラー
特に新時代を感じさせる姿だった。

又、ミクロマンダイアクロン時代からの伝統で、
G1前期トランスフォーマーにも
ダイキャストパーツは採用された。



C-79 ブラー G1 トランスフォーマー 1986年版 081

未来的なフォルムの2010キャラクター
一見すると全てプラスチック製に見えるが、
ほとんどの初期2010アイテム
ダイキャストが使用されている。



G1 ブラー C-79 トランスフォーマー2010 086

リア

ブラーは膝下の脛から踵を覆う
青緑色に塗られたパーツがダイキャスト製。

ダイキャストの重みが細身の体型を
安定させる事に一役買っている。



ブラー G1 初代 トランスフォーマー2010 098

特徴的なアンテナの付いた頭部や
コックピットの胸部、ロケットブースターが
配置された肩等、アニメ劇中のスタイルを
アレンジを加えながらも見事に再現している。




G1 BLURR Transformers the Movie 1986 090

『音よりも速く移動し、後にぼやけた形跡を
残す事が出来るので、敵の目を欺くのが得意。

オートボット一のスピードを誇り、
情報の収集、伝達には欠く事が出来ない。

又、戦闘の時には、16km先の敵を
磁性引力を使い静止させてしまう。』



G1 Transformers 2010 BLURR Tech Specs 087

テックスペック

・体力 : 7
・知力 : 8
・速度 : 10
・耐久力: 6
・地位 : 7
・勇気 : 8
・火力 : 7
・技能 : 5





G1 BLURR Electrolaser Gun Transformers 091

エレクトロレーザー

『敵ロボットのマイクロサーキットの
両極性を逆にして、彼らを
静止状態にする事が出来る電子レーザー。
有効範囲:10マイル。』



G1玩具 ブラー C-79 トランスフォーマー 2010 097

トランスフォーマー・ザ・ムービー劇中では、
この銃を撃ちまくる早撃ちを披露した。

アニメ・トランスフォーマー2010でも
もちろん使用し、襲い掛かって来る
レーザークローに一撃を浴びせ、
谷に突き落とした。




G1 BLURR Shield Transformers 2010 094

シールド

カーモードのフロントに位置するパーツは
取り外して盾になる。

アニメ設定のデザインの再現と変形の
両立を実現するには、フロントパーツは
余剰と成らざるを得なかったのだろう。

しかし単に余剰パーツとするのでは無く、
盾とするアイディアには感心する。



G1 ブラー シールド 収納 トランスフォーマー2010 170

オフィシャル設定では無いが、
シールドはバックパックに取り付けておける。

装着用のジョイント等は無いので
引っ掛けてあるだけだが、
一応の保持力はある。





G1 BLURR Transformers the Movie 1986 102

ブラーのスピードはカーモードのみならず
ロボットモードでの行動も素早い。

トランスフォーマー・ザ・ムービー』では
設定通り、ブラーが動いた後には
残像が残る表現で描かれている。



G1 ブラー トランスフォーマー ザ・ムービー 104

TVアニメ『トランスフォーマー2010』に
於いては残像効果は描かれなかった物の、
敵に襲われた直後に
体勢を立て直して反撃に移ったり、
喋っている間も落ち着き無く動き回る等の
常に素早い動きで描かれていた。



ブラー G1トランスフォーマー TF2010 088

ブラーは早口な所が最大の特徴であるが、
只早いだけでは無く、話す言葉の語彙は
非常に多く、ブラーの言葉には
数多くの情報が含まれており、
頭の回転もすこぶる早い事も顕著であった。




G1 ブラー トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ 173

日本版アニメ作品『ザ・ヘッドマスターズ』でも
2010に続きブラーロディマス
チャー達と共に登場していたが、
同じ言葉を繰り返すだけの
間怠いロボットに成り下がり、
ムービー2010時の輝きは
欠片も感じさせる事が無かった。

同じキャラクター、同じ声優でも
脚本家の良し悪しで、こうも明暗が
はっきりする物かと肩を落とした物だ。



Autobot BLURR G1 Original Toy 171

海外でのTF2010の次シリーズに当たる
トランスフォーマー・ザ・リバース』では、
2010時と同等のキャラクター性を
持ち合わせていたが、脇役として
位置付けられてしまったのは、
全3話しか無いミニシリーズ故であろう。



G1 BLURR Transformers the Movie 1986 092

その中でブラーホットロディマス
チャー達と共にネビュロス星
ネビュロン人と協力して
ターゲットマスターとなる。

日本版アニメの『ザ・ヘッドマスターズ』でも
ホットロディマスチャーブラー
ターゲットマスター化が企画されていたが、
結局実現する事は無かった。






◆バリエーション◆
G1 BLURR Variation 1986 Ver. & 1987 Ver. 175

左が1986年発売の初期版
右は1987年発売の後期版

ロボット本体自体に変更点は無く、
双方共に日本製。

相違点は手に持つシールドにある。



G1 BLURR Shield Variation TF 179

シールドには水色のペイントが
施されているが、左の初期版に比べ、
右の後期版は濃い色味になっている。



G1 BLURR Shield Variation TF 181

裏面にモールドされたナンバーは、
初期版3A後期版3Bと刻印されている。
但し、これは複数の金型があった可能性があるので
一概に初期版後期版と決める事は出来ない。

形状としては成形時のランナーが
付いていた位置が違う様だが、
製品状態としては全くの同形と言って良い。



G1 ブラー バリエーション トランスフォーマー 183

後期版が1987年に生産された流れにより、
後に海外で発売されたターゲットマスター版
濃いブルーのバージョンだった模様。



G1 ブラー 盾 バリエーション トランスフォーマー 185

再生産に伴ない塗料の色味が
多少変更された程度の物なので、
バリエーションとして数える程の物では
無いかもしれない。

あくまで『こういう物もあった』という
参考程度で捉えてもらいたい。




ブラー G1 トランスフォーマー 2010 C-79 106

TFアルマダブラーの名が復活した事も
驚きでしたが、ギャラクシーフォース
アニメイテッドジェネレーションズでは
明らかに初代ブラーのデザインを意識した物で、
このキャラクターも人気のある
一人なのだと再認識させられました。

キャラクター性重視のTFシリーズの中にあって、
ブラーは唯一無二とも言える
強い個性を持つTFであった為、
いつまでも私達の記憶に残る
存在に成り得たのでしょう。







G1TF BLURR & BLOOD 144

◆参考にならない比較◆







初公開日:2010/9/26(日)

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

コメント
ブラーのバリエーションの話は初めて知りました……。
ちょっとした違いではありますが、ある意味こういう些細な違いを追求するのもコレクションの醍醐味かもですねw
アニメでは独特の口調もあって、鮮烈な印象のキャラクターだっただけに、近年玩具のリメイクに恵まれているのは嬉しいです。
玩具も派手なギミックはないですがダイキャストを使った安定感ある仕上がりがいいですね。
2010/09/26(日) 20:10:12 | URL | すとれーと | [ 編集 ]
>すとれーとさん
TFを集め続けていると稀に、こういった物に巡り会うと嬉しいです。
シークレットエンブレムの有無とか、パーツの形状がちょっぴり変わったとかetc.
色々あって全てを把握するのは不可能に近いですが、
手の届く範囲でコレクション出来ればいいなぁ、と思います。

ブラーは2010キャラの中でも異彩を放っていたのでよく覚えています。
復刻されても良いトイだと思うのですが、最近復刻版自体が出てませんね。
ターゲットマスターでブラーだけ復刻されてないのが惜しいです。
2010/09/27(月) 22:10:31 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
ヘッドマスターズでの扱いはもうアレとして
ザ・ムービーでの残像は印象深く
ブラー=スピードというイメージがしっかり残りました。
玩具もスマートなスタイルが特徴的ですねー

アニメイテッド玩具の盾はG1玩具が出自だったんですねー
バックパックとして装備できるところまで受け継がれていて感心しました。
2010/09/28(火) 09:03:56 | URL | ロードローバー | [ 編集 ]
今回はなかなかマニアックですね。
こういうのは気づいた人が言わないと誰も気づかないので貴重な情報だと思います。

ブラーの復刻は無理なんですかねえ・・・
ピンクにしてe-hobby限定アーシーとかでも個人的にはアリなんですけど。(特にバイナルの後では)
2010/09/28(火) 15:07:21 | URL | tf-tf | [ 編集 ]
>ロードローバーさん
ブラーのキャラクター性は鮮烈なイメージでしたね。
あの早口はアニメイテッド版より数段早いのが凄いと思います。
あっちの人が考えるTFはイイ意味で変な人が多くて面白いですね。

アニメイテッドブラーは手足の収まる所や変形も概ねG1に似ていますね。
変形過程まで踏襲しているとは開発者は良く考えて造ってるなぁ、と思います。
2010/09/28(火) 21:55:25 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
>tf-tfさん
海外では割とバリエーションを研究してるトコも見受けられますけど
日本だとあまり出てきませんね、皆さんが気づいた点があれば発表して欲しいです。

復刻版出ませんねー。
2010年だから2010TFの復刻もあるかと思ったんですが終にありませんでしたね。
昔のTFも大好きなので時期を見て又出して欲しいですね。
2010/09/28(火) 22:09:59 | URL | 付喪 | [ 編集 ]
「ザ・リバース」でもこれといった活躍はないのが残念でした。声優については気に入ったので尚更。
速度満点は流石ですが、像を活かして敵を翻弄するようなことはできないので技能は5なのでしょうか。
e-HOBBYの物語にも出ず、それも残念です。端正なユナイテッド版も好きですが、エアカーとしてのリメイクもあればと思います。
2015/09/27(日) 18:10:07 | URL | 紅澪斗燭鍍 | [ 編集 ]
>紅澪斗燭鍍さん
TFザ・リバースでは大勢のキャラクターが一気に登場した上に
話数も3話しかなかったので、目立たないキャラも結構いましたね。

ブラーの早口は非常に印象的で、2010版が最も良かったと思います。

G1キャラは2010組も結構リメイクされる様になったので、
G1デザインのブラーも造って欲しいですね。
ホットロディマスの様に、マスターピースのカーロボットのラインでのリメイクが理想です。
2015/09/28(月) 23:02:24 | URL | つくも | [ 編集 ]



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